ぎっくり腰

突然腰に痛みが走り、ひどい場合はしばらく立ち上がれないほどの痛さになる疾患を俗にぎっくり腰といいます。

正式疾患名は「急性腰痛症」。慢性腰痛とは異なり、瞬間的または数時間で非常に強い痛みになるのが特徴です。

ぎっくり腰の誤解

一般的には重たいものを持った時にグキッと痛みが走るというイメージですが実際には重いものを持っていうケースはほとんどありません。

大抵の場合は、何かモノを拾おうとした時、椅子から立ち上がろうとした時、朝、顔を洗おうとした時などや、中にはクシャミ・咳をした時や寝起き・寝返り時のような場合などです。

それでは、何故そう思われているのでしょうか?
あまりにひどい痛みのためケガ(捻挫・脱臼・骨折)と同じようにイメージしていまいがちだからです。

実際、ぎっくり腰はほとんどの場合、ケガとは質的に違っています。

患部にははっきりとした炎症は起こっておらず、触れても痛みは感じず、そもそもケガと違い患部がはっきりとしていません。だいたいこのあたり(ポイントではなくゾーン)が痛いという表現になりがちです。

では、一体どんな状態になっているのでしょうか?
それは、強い力が加わって筋肉や骨を損傷しているのではなく、ベースに慢性的な筋肉疲労・血行不良があり、僅かな刺激で骨盤や背骨の関節が拘縮を起こしている状態なのです。

引越しなど重たいものを長時間移動させているうちにぎっくり腰と同じような症状になるという場合はあります。また、草むしりや潮干狩りなど中腰姿勢やしゃがんだ姿勢を長時間とった場合も同様です。

ぎっくり腰の治療について

そのため、ケガの治療のように、冷やし、固定し、安静にして治りを待つ、というだけでは不十分なのです。 激痛でより筋肉や筋膜も硬く拘縮を起こしていますので一刻も早く、ほぐしやリリースが必要になってきます。そして、最もその激痛の原因となっている腰椎や骨盤(特に仙腸関節)の歪みや拘縮を直さなくてはなりません。時々、ある程度痛みが収まってから来院される方がいらっしゃいますが、多少痛くても早めに施術を受ければそれだけ早く痛みは収まります。

一般的なぎっくり腰ならば、大体3日で酷い痛みは収まり、一週間程度でほとんど痛みが気にならなくというのが普通です。是非、早めに当院へお問い合わせください。